FLSでの英語研修、アクティビティ、ホームステイはいかがでしたか?
FLS入学当初は、まだ友達もいなく外出も不安だったので毎月行われるアクティビティは楽しみでもあり有難かったです。
授業は正直慣れるまで大変でした。「日本人は読み書きができるけど話せない」は事実で、他国のみんなが流暢に英語を話せているのに自分だけ話せず悔しかったのを覚えています。
私の通っていたCitrus CollegeのFLSには日本人のスタッフは常勤していませんでしたが、問題があるときは電話を通して日本人スタッフに相談できたのは助かりました。
はじめに紹介して頂いたホームステイ先に問題がありましたが、すぐに対処してもらえ、次のホストファミリーはとても良い方でした。今でも付き合いをさせてもらっています。
アメリカで学習するということは、あなたにどのように影響を与えましたか?
今の時点で留学がどう人生に活きたのかを語ることは難しいですが、視野や考え方に広がりが出たように感じます。
また、一度海外で生活したことで、客観的に日本や日本人を見ることができるようになり、その上で物事を考え行動するようになりました。
その一方で日本の文化である礼儀や作法の美しさを改めて知ることができたのも事実です。
カレッジへ進学するにあたり、FLSやUPPのスタッフからのサポートはありましたか?
私はFLSと提携しているCitrus Collegeへの入学だったので、カレッジへの編入は比較的スムーズにいきました。
わからないことがあれば、すぐにFLSのスタッフかカレッジに行き質問や相談ができたので心強かったです。
そしてカレッジの授業が始まる直前まで英語力を鍛えることができるのは語学学校ならではの良い点だと思います。
FLSをこれから留学される方にお勧めしますか?
他の語学学校の状況を知らないため比較はできませんが、私はFLSを推薦したいです。
FLSの授業は少人数制でありレベルも細かに分かれているため、自分の英語力に合った授業を受けることができます。
それからElective(選択授業)のクラスも種類様々で、自分の興味のあるクラスをとったり、苦手分野を克服したりと役に立ちました。
カレッジ、大学を含め、アメリカでのここまでの生活はいかがですか?
これまでのカレッジと大学での経験をふまえると、チャレンジ精神と積極性は何よりも大事だったような気がします。
海外留学をしたからといって、勝手に英語力が伸びるわけではありません。自分から友達に話しかけたり、クラブ活動に参加したり、授業中に発言したり、すべて自分発信でなければなりません。
アメリカの大学でそういった一生懸命な学生を目の当たりにし、自分も負けたくない一心で頑張りました。
カレッジから大学への編入は簡単でしたか?
ほとんどのカリフォルニアのCommunity CollegeはCSUやUCといった公立大学と提携を結んでおり、編入もスムーズにいくように工夫されています。
カレッジで得たほとんどの単位を大学に移行することができ、出願の際もカウンセラーの方が一緒に記入事項を確認してくれたので問題は特にありませんでした。
カレッジ、大学で成功するには何が一番重要だと思いますか?
グローバル社会において英語は事実上の共通語となっています。
本当の意味でグローバルな社会で活躍するためには英語で会話、読み書きができるだけでは意味がありません。その先を見据えた英語の運用能力、自分の特技を活かせるプラスαを学ぶのが大学だと思っています。
将来世界で活躍するために、大学での生活は思っている以上に無駄にはできませんし、限られた時間でできるだけ多くの事を吸収したいと思います。
卒業後は何をする予定ですか?
私の留学の一番の目的は、将来通訳者になるために必要な英語力を身につけることです。特に私は小さい頃から今までサッカーを通じて生きてきたので、サッカーの世界で通訳ができればいいなと考えています。
そのために今は大学で3つ目の言語となるスペイン語を履修したり、サッカーコーチのライセンスも取得中です。
まだこれから壁はいくらでもあると思いますが、自分のモットーである一生懸命さと諦めない心で夢を成し遂げたいと思います。