留学準備ガイド
留学に向けて、忘れてはいけないのが入念な準備です。勉強だけでなく、ビザや必要書類の手続きには意外と時間がかかります。出発前に焦らないように、時間に余裕をもって準備しましょう。
学校を決める
まずは、留学する学校を決めましょう。(学校を決めるポイント)
行き先を早く決めれば、余裕を持って準備や情報収集を進めることができます。
ラングペディアでは、正式な申込を行うまで無料で学校に直接問い合わせができるので、自分の行きたい学校のコースを見つけたら、まずは問い合わせをしてみましょう。
ビザの申請
ビザの申請は国によっては必要書類が多かったり、各都市にある大使館や領事館まで足を運ばなければならなかったりと時間と手間がかかります。
国によって基準や手順が全く異なるため、行き先を決めたら必ず自分の目で以下の大使館などの公式サイトを確認しましょう。学生ビザがないと学校で授業を受けられなくなってしまう可能性があるので、十分な情報収集が必要です。
下記にメジャーな国の大使館などの公式サイトをまとめましたので、参考にしてみてください。
航空券の取得
航空券は、ピーク時だとチケットが取りにくかったり、日付が近づくにつれて値段が高くなるので、早めの予約をお勧めします。
同じ地域でもいくつか空港がある都市もあるので、航空券を予約する際は注意が必要です。例えばアメリカのニューヨーク州は、ジョン・F・ケネディ国際空港、ニューアーク・リバティ国際空港、ラガーディア空港の3つの空港があります。
学校によっては無料で空港からの送迎を行ってくれます。送迎が来てくれる空港の場所は、しっかり確認しましょう。
海外保険への加入
短期でも留学に行く場合、海外保険への加入は必須です。海外で怪我や病気になってしまうと、医療費が高額になる可能性が多いので出発前に必ず加入しましょう。
携帯品の窃盗や破損などのトラブルも補償の対象になる場合が多く、海外からでも日本語で電話対応をしてくれるサポートがあるのも安心です。
プランは会社や値段によって様々ですが、注意すべき点は歯の治療です。基本的なプランでは補償されない場合が多いので、虫歯が心配な人は留学前に治すのがお勧めです。
クレジットカードの申請
欧米圏は日本よりもクレジットカードが普及している場合が多く、100円単位の買い物から学費などの高額な支払いまで、日常的にカードを使います。
しかし、学生だと1ヶ月の利用上限額が決められていたり、現地でカードを紛失する可能性もあるので、留学には複数枚のカードを持っていくのがお勧めです。
1年以上の長期留学の場合は、現地の銀行で口座を作った方が毎回の支払い手数料がない分安くなる可能性もありますが、短期の語学留学にはクレジットカードや海外専用プリペイドカードが便利です。
現在は入会費や年間費が無料のカード会社が多く、海外で使えるVisaやMaster Cardなどのブランドであれば、クレジットカードに対応しているほとんどのお店で使えます。
荷物の準備
意外と時間がかかるのが荷物の準備です。目安として1週間以上の留学の場合は、5日〜1週間分の洋服を持って行くのがお勧めです。特にホームステイの場合、1週間に数回しか洗濯をしない家庭もあるため、下着は少し多めに持って行くと安心です。
液体物(シャンプーやリンス)は重いので最低限に収め、現地で調達できる物はなるべく持って行かないのがコツです。帰りはお土産で重量が重くなることも考えて、本当に必要なものだけを持って行くようにしましょう。
日本からのお土産としては重さが軽いお菓子や扇子などの小物がお勧めです。また、帰りに荷物が入り切らなかったときに備えて折り畳める大きめのボストンバッグを一つ持っていくと、手荷物で機内に持ち込めるので便利です。