サービスができた背景

ラングペディアは留学エージェント勤務経験者が「自分が留学するなら使いたい」を追求したサービスです。留学業界の内部を知り、留学希望者と学校、双方にとって最適な仕組みを考えて作りました。

たくさんの学校を比較したい留学希望者

留学エージェントに勤務していて、全ての留学希望者が「たくさんの学校を知りたい」と考えてることを知りました。留学希望者は、どんな学校があるか分からないため、まずはたくさんの学校を知った上で、自分に合う学校を選ぶスタイルを理想としています。

たくさんの留学希望者に知ってもらいたい学校

同時に海外の語学学校も、たくさんの留学希望者に知ってもらいたいと考えています。まず学校の存在を知ってもらえなければ、当然申し込みの機会につながりません。

なぜ学校はエージェントに紹介を委託するのか

学校にとって、留学を検討している人だけに広告を打ち出すのは非常に難しく、また費用も高額になります。そのため留学エージェントと提携をし、紹介を委託する仕組みが一番効率が良い手段になります。

たくさんの学校を紹介できないエージェント

留学エージェントは「学校を紹介する機関」ではありません。留学の申し込みを獲得して利益を作る営利企業です。一人ひとりの留学希望者に対して、1000校を越える学校を一つずつ丁寧に説明することは現実的にできません。学校を紹介し続けるだけでは利益にならず、会社が存続できないからです。

そこでカウセリングを行い、一人ひとりに合う学校を1〜3校だけ紹介します。しかし、一部のエージェントは紹介料が高い学校や付き合いがある学校のみを紹介しています。ある学校に行ったら、そこにいる日本人生徒は全員同じエージェントからの紹介だった、というケースも実際にあります。

誤った二次情報による「聞いていた話と違う」留学

留学エージェントが案内する学校情報は、学校に確認した「二次情報」を紹介しています。しかし、学校情報とは、生徒数、国籍割合、空き状況など常に変わり得えます。

インターネットが普及したことで収集できる情報量が増えましたが、同時に誤った情報も溢れています。公開当時は「正しい情報」でも、現在では「誤った情報」になることもあります。

その学校情報が留学先を決定する重要な要因であれば、学校スタッフに「一次情報」を確認することが一番確かです。

学校のキャンペーン情報が出回らない

各学校は積極的にキャンペーンを実施しています。そして、そのキャンペーン情報を各留学エージェントにも案内をしています。

しかし、積極的にキャンペーンを紹介してくれるエージェントは非常に少ないです。常に「今申し込みした方がいい」とお客様に勧めているエージェントにとって、扱いが非常に難しいからです。

例えば、担当カウンセラーに勧められて申し込みした翌日にエージェントのウェブサイトを見て、全く同じ学校がキャンペーンをしていたら、どう感じるでしょうか。このような事情から、キャンペーン自体を紹介しないエージェントも少なくありません。

預り金システムとエージェントの倒産

留学エージェントは、お客様から預かったら授業料をすぐに学校に支払う訳ではありません。学校間との契約内容に則って、一定のスケジュールでまとめて支払いを行います。そのため、エージェントは一時的にお客様のお金を預かっている状態になります。

この「預かり金システム」にも課題があります。留学エージェントが倒産をした際に、学校に授業料が未払いであったため、留学にいけなくなったケースが実際にあります。

2008年に大手留学エージェント「ゲートウェイ」が12.9億円の負債を抱え倒産し、約1300名の留学予定者が被害にあいました。2010年にも大手留学エージェント「サクシーオ」が8億円の負債を抱え倒産し、約640名の留学予定者が被害にあいました。現実にエージェントに授業料を支払っていたにも関わらず、留学に行けなくなったケースが発生しているのです。

留学希望者、学校の双方にとって価値のあるサービスを目指して

ラングペディアは、留学希望者が納得するまで、自分のペースで学校を調べることができます。また気になる学校が見つかったら、学校スタッフに「一次情報」を確認できます。

学校との契約も、授業料も支払いも学校に直接行います。そのため預り金ビジネスのようなリスクが一切ありません。

またラングペディアでは、学校手続きも重要な留学体験の一つだと考えています。実際に留学を開始したら、異国の地で一人で全てを対応しなければなりません。学校選び、学校手続き、全てが必ず留学生活にプラスになります。

全ての人が素晴らしい留学になることを心より応援しています。