自分の英語力、内面ともしっかり向き合えた

後藤 実さん - CNE1 international Language instituteに留学

後藤 実さんの留学プロフィール

  • 性別Male
  • 国籍japan
  • 留学前の職業Student
  • 留学期間4週間
  • 留学時期2016-08~2016-09
  • 滞在方法Student dormitory (single room)

受講したコースについて

僕がとっていたのは日常会話6時間、発音クラス2時間の、計8時間です。8時間とはいえ、50分ごとに1回10分間の休憩をはさむので、実際は50分×8=400分、すなわち6時間40分です。

大学での授業を思えば楽勝かなと最初は思っていたのですが、実際予習復習の時間を別に割くことになるので、すっごくハードでした(笑)(僕の1日:授業6時間40分、自習3時間)

個人的見解ですが、消化不良が心配であれば6時間コースがいいと思います。

ご参考までに、4週間でのスピーキングテストのスコア推移は「入学後BEGINNER→卒業前PRE INTERMEDIATE」でした。ちなみにTOEICは「留学前670点→留学後635点(Listening:360,Reading:275)」です。

「おまっ、TOEIC下がってるやんけ!」と思われるかもしれませんが、これは僕がリーディングの勉強をおろそかにしたのが原因だと思います。

CNE1はスピーキング力を鍛える学校なので、たとえTOEICの点数があんまり変動していなくても、僕からすれば大いに収穫のある留学となりました。

留学費用について

近年多くの大学が留学に力を入れているということもあり、語学留学にも補助金を出してくれるので、5週間で約38万(補助金出た場合)でオーストラリアに行けたりします。

しかし僕の所属する学部は補助金が出ないので学校主催のプログラムに参加しても50万…。せっかく貯めたバイト代をムダにしたくないという気持ちと、お金の制約という事情から、フィリピン留学を決めました。

安いと言われるフィリピン留学とはいえ、実際トータルでどれくらいかかるのか。僕の例をあげておきます。

  • 入学金:15,000円
  • マンツーマン6時間(4週間):209,000円
  • 発音クラス2時間(4週間):14,000円
  • 海外送金手数料(銀行に払うやつ):4,000円
  • 寮の共益費(4週間):4,400ペソ
  • テキスト代(2冊):600ペソ
  • 発音クラスのstudy materials(4週間):100ペソ
  • マニラの空港からCNE1までのピックアップサービス:2,500ペソ
  • 寮の保証料(器物損壊がなければあとで返ってくる):2,500ペソ
  • SSP料(フィリピンで勉強するため支払うもの):6,100ペソ
  • CNE1から空港までの運賃(帰りのセンディングサービス使わなかった):350ペソ
  • お土産などのおこづかい:10,000円
  • 証明写真:(パスポート申請用)900円
  • 戸籍、住民票の謄本(パスポート申請用):750円
  • パスポート発行印紙(10年用):16,000円
  • 海外保険(4週間):11,120円
  • 飛行機往復:61,930円
  • 自宅から空港までの往復運賃:6,000円

1ペソ=2.3円に換算すると、合計で38万6765円です。飛行機代やパスポート代お小遣い等その他諸々込みで4週間の合計約39万。

往復3万でチケット取れたぜっていう友達もいたので、もうちょっと安い飛行機とればよかったなーと今なら思います。

フィリピンにしろ、その他の国にしろ、これから留学を考えている方のご参考になればと思います。ちなみに僕はレジデンス(1人部屋)でしたので、4人部屋だともっとお安くなるかと。

持っていった方がよいもの

「虫よけスプレー」です。めちゃくちゃ大事です。

勉強道具よりも常備薬よりも何よりもまず虫よけスプレーをスーツケースに入れてください。蚊取り線香と、虫刺され用の塗り薬があるとなおよしです。

フィリピンは1年を通して暖かい気候です。蚊はどこからともなくやってきて、ドアの開閉の合間にあなたとともに部屋に入ってきます。

なぜかアリもどこからともなくやってきます。アリ・蚊に刺されるとかゆい(アリは痛いしかゆい)ので必ず持ってくることをお勧めします。

※ベーブマットが使えるかどうか、プラグのところを確認してください(フィリピンは220Vのため)。ちなみに僕が持って行ったベーブマットは使えませんでした

フィリピンのショッピングモールでも買えますが、他にはサンダル、マグカップがあると過ごしやすいです。

複数人部屋を希望する人で、物音が気になりがちな人には耳栓をお勧めします。また、複数人部屋でなくとも、自習室では歌っている人やイヤホンなしで動画を見てる人や音楽を聞いている人がいるので、夜も集中して勉強したい人はやはり持っていかれることをお勧めします。

ただし、耳栓をしていても音が聞こえ「にくく」なるだけで、決して聞こえなくなるわけではないのであまり期待しすぎない方がいいです。

以下に持ってくることをおすすめするグッズをまとめます。

  • 虫よけスプレー
  • 蚊取り線香
  • 虫刺され
  • サンダル
  • マグカップ
  • 空港で時間をつぶす用の小説(空港では他の人がそろうまで数時間待ちます)
  • 日本食(あると心強い。僕はハイチューを持っていきました)
  • 常備薬
  • 使い慣耳栓(僕はMOLDEXのCAMO PLUGSを愛用しています。アマゾンでポチれます)れた勉強道具
  • ファブリ○ズ(ニオイが気になる人)

学校の周りの環境について

CNE1はマニラから車で約4時間のターラック州にあります。都会の喧騒から離れ、勉強に集中するにはよい環境です。

ほんの10分バスに揺られると、映画館もある「SMロザレス」というショッピングモールに行けますし、ちょっと遠いけど1時間40分くらいで別のショッピングモール「SMターラック」にも行けます。

SMターラックに売っている、Jovy’s banana chipsがお土産にお勧め。僕も先生から勧められて購入したのですが、はちみつでコーティングされていてとてもおいしかったです。

それでもやはりショッピングモールではスリに気を付けた方がいいです。特にセール日にはたくさんの人でにぎわい、実際にズボンのポケットに入れていた財布がなくなっていた、という事例もあるからです。

もっとも、財布はポケットに入れない、バックは体の前に、開封済みの飲み物を渡されても受け取らないなど、最低限の注意さえしていればそんなに神経質にならなくても大丈夫です。

学校のアクティビティについて

先生方がボランティアで海に連れて行ってくれたり、生徒同士で観光地に行ったりと、かなり楽しめます。僕はチャリティとかあればしてみたかったなあと思います。

また、CNE1では卒業式が毎週金曜日に開催されます。みんなステージで踊ったり歌を歌ったり、とても賑やかになります。

卒業式の夜はドリンキングパーティーという飲み会があり、先生と親睦を深めたり、話したことのない生徒と話す良い機会になります。楽しいです。

教室の設備について

僕たちが使う教室は個室です。先生と1対1でしゃべります。

はじめの1週間、先生とは初対面だし個室だし1対1だしで、僕はめちゃくちゃ緊張していました。しかし、先生方はみんな優しく接してくれたので、僕はだんだんと緊張をほぐすことができました。

これを見ている皆さんの中にも、先生とのコミュニケーションに不安を感じている方がいたら、僕は自信をもって大丈夫だと言えます。人見知りの僕が証人です。

ただ、この話は完全に蛇足なのですが、1か所だけ、何かが憑りついているんじゃないかと生徒から言われている教室がありました。

自習室の設備について

夜ご飯以降になると、昼に使っていた教室が自習室として生徒に解放されます。時間制限はないので朝まで使ってOKです。

ただ、上述したように、同じ時間帯に自習室を使う人いかんによってはかなり勉強が阻害されると思います。

宿泊施設について

敷地内は24時間警備員が見張ってくれています。ルソン(宿舎)は風呂・トイレ共用です。一方、ビサヤ(宿舎)はそれぞれの部屋にユニットバスがあります。

ビサヤに宿泊する人で、ニオイが気になる人はファブリ○ズがあるとよいと思います。なぜなら、トイレ・シャワーのスペースには換気扇がないからです。

共用部屋で友達と過ごしたからこそより楽しめたし、友情を深められたし、よい思い出が作れた!という方もいます。一方で揉めるほどではないけど、ルームメイトと生活態度がまったく異なることによってストレスを感じられる方もいると思います。

食堂について

食事については、ほんとうに賛否両論ありました。口に合わないと言う人ももちろんいました。僕個人としては、普通においしかったです。

毎日のたのしみが食事と食後の昼寝でした。それくらいおいしかったです。食堂では野菜もスープもついてましたし、お腹いっぱい食べられます。

Beb’s(学校の近くの小さなレストラン)が好きという人もいましたが、僕はBeb’sよりもCNE1の食堂の料理の方が好きでした。

運動について

CNE1では、勉強・食事等、生活のすべてが学校内で完結できるため、ほとんど身体を動かす必要がありません。

ですが、学校でバスケットボールやバトミントンの道具を貸してくれるので、ちょっと息抜きにスポーツをすることはできます。身体を動かしたい人は積極的に使うといいと思います。

ただ、ガットが切れていたり、シャトルがボロボロなので、満足にできるかは保証できませんが…。

授業について

日常会話コースでは、テキストを使いつつ、先生とマンツーマンで、もちろん英語オンリーで会話をします。

僕が使っていたのは「Let’s talk about it」「NEW ALL TALKS」という二つの教科書です。

■Let’s talk about it
まず、「Let’s talk about it」は全部で20のトピックがあり、そのトピックについて自由に会話をしていきます。

「いきなり会話なんてムリだよ…」と思われるかも知れません。でも安心してください。先生方は生徒の会話を促すために、たくさんの質問をしてくれます。

たとえばMusicというトピックでは、あなたは音楽が好き?だれの曲が好き?どうして好きなの?どうしてそう思うの?日本ではどんなアーティストが有名なの?人気の理由は何だと思う?…などなど、会話が尽きることはありません。

スピーキング力が鍛えられるのはもちろんのこと、先生の質問はリスニングの練習にもなるし、一石二鳥ですね。

些細なことのように思えるかもしれませんが、先生の質問が1回で聞き取れるようになるように一つ一つの質問に集中することはとても大事だと思います。もちろん聞き返せば先生は繰り返してくれます。

しかし、TOEICやTOEFL、IELTSなどの英語の試験では質問が2回くり返されることはありません。英語力を鍛えたい人はぜひ試してみてください。

■NEW ALL TALKS
次に、「NEW ALL TALKS」という教科書は会話用ではなく、文法用の教科書です。

日曜日にCNE1に来て、二日目の月曜日、初めてのスタッフさんとのカウンセリングがあります。スピーキングテストの結果をもとに、自分のレベルにあった教科書をスタッフさんと話し合って決めます。

僕の場合、6時間(休憩があるので実質5時間)ずーっと日常会話だと疲れるだろうというアドバイスを受け、6時間のうち2時間は文法の教科書を使うことになりました。

結果、そうしてよかったと思います。スタッフさんは生徒のことを熟知してらっしゃるのでとても頼りになります。

先生について

CNE1の先生方はとてもいい先生たちだと思います。

最初は人見知りを発動して緊張しまくりだった僕も、いつの間にか緊張がほぐれていました。それはやっぱり、先生たちの生徒に対する明るい接し方のおかげだと思います。ほんとうに感謝しています。

女性の先生に聞いた話ですが、生徒の中には食事後に歯を磨かない人もいるらしく、口臭が気になる、とのことです。

長時間面と向かってしゃべるのですから、やはり口臭チェックは重要だと思います。清潔感を保つのはエチケットです。歯磨きはきちんとしましょう。

先生を変更することについて少し触れておきたいと思います。僕は4週間の滞在中、最後の1週間のタイミングで先生を変えさせてもらいました。

やはり人と人とのコミュニケーションなので、お互いに合う合わないはどうしても出てきてしまうものだと思います。でも心配はいりません。例え先生を変えてもその先生と気まずくなるわけではないからです。

そこがCNE1のいいところだと思います。「先生を変えたら一から人間関係を築かなきゃいけないから大変そう。」ごもっともな意見だと思います。しかし、「つらいつらい」と沈んだ気持で授業を受けるより、「大変だけど乗り越えられる」授業の方が断然いいと思います。

実際僕は先生を変えさせてもらうことで、残りの1週間を納得して過ごすことができたのでとてもよかったです。

スタッフの方々について

スピーキングテスト結果にひとりひとりに個別のメッセージを書いてくれるほど丁寧です。スタッフさんたちには本当にお世話になりました。

他人からすれば些細なことにみえるけど、自分にとっては重大なことってありますよね。なにか困ったことがあったら一度スタッフさんに相談してみてください。

僕の場合、スタッフの方に親身に相談に乗ってもらえて、そして対応していただいて、本当に嬉しかったです。ありがとうございました。

また、CNE1にはインターン生の方々もいます。初の海外で緊張していた僕に、気さくに話しかけてくれました。おかげで友達の輪も広がり、ほんとうに感謝しています。

そしてフィリピン人スタッフの方々、掃除・洗濯・食事と、毎日身の回りの生活を支えてくれます。おかげで勉強に集中することができました。ありがとうございました。

勉強について

自分への戒めのためにも、勉強面について僕が「こうすればよかった、ああすればよかった」と後悔したことをちょこっと書きたいと思います。

■日本での勉強について
僕の場合、3月頃に留学すると決めて以降、8月頭までは学校の授業とテストにかかりきりで英語に手がつけられませんでした。

テスト明けから出国までの3週間は、1日約9時間、高校のときに使っていた文法問題集や単語集で内容をざっとおさらいしました。復習期間がたった1カ月弱しかとれなかったことが、後悔している点その1です。

次に、しゃべる練習をしなかったことが、後悔ポイントその2です。

おそらくどこの書店にも置いてあるであろう「瞬間英作文トレーニング」(森沢洋介著)。あれで練習してから留学すればよかった…。

これはホントに不思議なことなんですが、英文が書ける、しかしその簡単な英文をしゃべれない。という体験をしました。

自分でもなんで??と思います。しゃべれない!すごくスピード遅い!ってなります。これを克服するには音読の数をこなしていくしかないと思います。

その3は、なんと言ってもやはり単語量です。

■CNE1での勉強について
僕は授業を8時間とっていたので、その分予習・復習が大変でした。さらに、それぞれの授業で宿題も出されるので、もうてんてこまいです。

そして、授業において先生との会話でなにか表現したいことがあっても、「あれって英語でどういうんだっけ」「時制はこれであってるっけ」と、いちいちにつまずいてしまうのです。

日本でのストックの大事さが身にしみました。「留学してからやろう」は、ムリです。日本でやれることは日本でやっておかないと、時間もお金ももったいないですよね。

詳細を書くと恥ずかしいので省きますが、僕はあることが目標で、それを叶えるために英語をしゃべれるようになりたいと思い、バイト代を貯めて留学を決意しました。

しかし、正直に言うと、僕は元来英語が得意だったわけではありませんでした。だからこそ、得意じゃないからこそ、もっとやっておくべきだったのに、と反省しました。今後に活かせればと思います。

さいごに

長くなりましたが、最後に一言書きたいと思います。

僕はCNE1に行って気づけたことが多くありました。それは自分の英語力の程度を思い知らされるのはもちろん、自分の内面のことに関して改めて気づかされたこと、また、新たに発見したことがありました。

能力においても、人柄においても、僕はまだまだ未熟者です。この留学をきっかけに、これらをもっと埋められるよう励みたいと改めて強く思いました。

友達、先生、スタッフの方々には重ね重ねお礼を申し上げたいと思います。貴重な体験を、ほんとうにありがとうございました。

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